Akalabethの線画を愛でる¶
2026年10月31日 RG351MPで撮影
Akalabethは、1980年のRPGです。敵もダンジョンも、色を塗らずに線だけで描かれています。ドット絵とは違いますが、拡大すると、少ない線で形を伝える工夫が見えてきます。線の1本1本も、画面ではドットの並びです。
敵たち¶

左から、スケルトン、盗賊(Thief)、ジャイアントラット(Giant Rat)です。
スケルトン(2倍)¶

- 頭は角を落とした四角、背骨は1本の縦線、あばら骨は短い横線の重ね。それだけで骸骨に見えます。
- 左手に持った武器は、ジグザグの線です。剣というより、稲妻のようにも見えます。
- 体の後ろに、通路の奥の壁の線が重なっています。敵の絵は、背景の上に線を重ねて描かれています。
盗賊(2倍)¶

- 尖ったフードと、すそが広がったマント。顔は描かれていません。顔のない姿が、盗賊の怪しさを出しています。
- 足元に小さく見えているのは、後ろに控えていたジャイアントラットです。遠くの敵は、小さく描かれます。
- この盗賊には、本当に武器を盗まれました。
ジャイアントラット(3倍)¶

- とがった2つの耳と、つり上がった目。正面から見たネズミの顔が、数本の線で描かれています。
- 胸の模様のような線は、毛並みか、牙のようにも見えます。
- 右下に、しっぽが短く伸びています。
ダンジョン¶

通路の奥へ向かって線が集まり、奥行きが出ています。真ん中のはしごは、天井の四角い穴まで伸びています。

床に開いた穴は、台形が1つだけ。手前が広く奥が狭い形で、床に寝ていることが分かります。
地上の地図の記号¶

| 左から | ひとこと |
|---|---|
| X印(ダンジョンの入口) | 2本の斜めの線を交差させただけ。地図の上で、いちばん目を引きます |
| 4つの四角(町) | 四角を十字に並べて、家が集まった様子を表しています |
| 枝分かれした線(山) | 尾根が四方に伸びるような形。壁に見えますが、山です |
| 四角が1つ(木) | 四角が1つだけで、木を表しています。いちばん素朴な記号です |
拡大してみて¶
ドット絵のような色の工夫はありません。その代わり、線をどこに何本引くかだけで、骸骨、マント、ネズミの耳まで描き分けています。1980年のコンピューターの限られた力の中で、想像に任せる部分を大きく残した絵です。
画像について
画面は、RG351MPの実機で撮ったものです。Akalabethの権利はEAにあり、EAのコンテンツポリシーに従って載せています。This website is not endorsed by or affiliated with EA or its licensors.(このサイトは、EAおよびそのライセンサーが承認したものでも、提携しているものでもありません。)